oku096’s diary

男子校出身の日常

僕が企んでいること。

僕は土日がうまく使えない。これは中学生の頃からの悩みでもある。勉強を一気に済ませてしまおうと思っていてもTwitterInstagramの永久往復シャトルランしかできない。常にリアルタイムでTLを監視しているので誰かがツイートすると僕は爆速でいいねがつけられる。いいねを如何に速く押せるかに命をかけていると言っても過言ではなく、その速さにはあの陸の王者ウサイン・ボルトだってビックリだ。彼は100メートル走るのに9秒くらいかかるかもしれないが僕はいいねを付けるのに1秒もかからない。ハッキリ言って雑魚だ。

 

と久しぶりになんにも面白くないボケをかましたところでこれがボケかすら怪しいところではあるが、本題は日曜が上手く過ごせないという話で、残念ながら今日もサザエさんとじゃんけんをするところから1日がスタートした。ちなみに自慢ではないが、僕はサザエさんとのジャンケンでは必ず後出しをすることにしている。こうすることで必ず勝つことが出来るのだ(ドヤっ)。小さい頃はサザエさんにジャンケンで負けてイライラもしたものだが、大人になった僕はあの頃のアホな僕とは違う。後出しという大人のワザを手にしたことで必ず勝てるようになったのである。こうやってサザエさんが間抜けな顔でパーを出してきたので僕は笑いながらチョキを出したのである。いい1日のスタートをきることが出来た。

 

期限が今日までの再履の課題。を横目にスマホを見る。特に返事がしたくなるようなドキドキするLINEなどは全く来ておらず昨日のトーク欄を見返したりする。東京の友達とのトーク欄、 “ところでさ、水曜夜東京来れる?”  “来れるけど何?” “よし来い 飲み会” と新宿の居酒屋のリンクが貼られていた。“飲み会のためだけに行くん?” と聞くと “うん、翌日解散” “いや悩んでる俺がおかしいよな” “普通におかしいけど、頭おかしいのがお前の正常” と。3週間前にも同じノリで東京には行ったばかりだった。だから結局今回の話は断ったが、そこは唐揚げのすごい居酒屋として有名で1度行ってみたいと思っていただけに少し残念だ。断ったのは正常であるに違いないが、なにか惜しいことをした気持ちだ。毎日はこんなことの繰り返しである。

 

金と時間さえあればなあ… 大学生は時間だけはあると思われがちだが、課題に追われテストに追われで全くそんなことは無い。それにバイトをしなければ遊ぶ金さえない。バイトをすればさらに自由な時間が無い。ないものばかりである。大学生が生きていく上でのキーワードは金と時間。これだ。時給千円くらいのバイトで遊ぶ金を貯め、稼いだ分は使い果たす。ほとんどの大学生はこうである。これが金と時間のキーワードを解決する最も簡単な方法だ。しかしこれで本当にいいのか?就職する際「あなたがこれまで力を入れてきたことはなんですか」と聞かれても何も答えられない人になりそうだ。「松屋のバイトを4年間頑張りました」こんなん言える訳が無い。(松屋でバイトしたことないけど)

 

こういう訳で僕はネットビジネスを企んでいるわけである。在宅でシフトに縛られることなくバイト以上の金を稼ぐ。成功した暁には自由な時間も増える上に将来“学生時代に頑張ったこと” として胸を張ることができる。これが僕の理想、idealだ。

 

ネットビジネスを企みもう半年が経つ。半年間企み続けただけで何もしてないし、何も考えてない。本当に僕は全くダメな男、略してマダオである。こうしてマダオはこれから3年間、ネットビジネスを夢見続けて終わるのだろう。

 

(1時間25分)